お取引先と社長との対談:第6回
~第6回~
専務取締役工場長様(以下A様)
弊社社長寺松富士男(以下寺松)
※一部省略しております。
寺 松 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
A 様 本年もよろしくお願い致します。
寺 松 ご無沙汰してます。福岡には最近よく来られてるみたいですね。
A 様 交通の便が良くて目を向けやすいものですから。
寺 松 先を見越した事業をお考えですか。
A 様 ところで寺松社長は新規開拓される時の動きはどうされていますか。
寺 松 開拓など大きい規模では考えていませんけど間違いの無いと思える方向で様子を
見ながら少しづつ少額の投資をしている程度です。
A 様 理解できないですね。無駄金になるのではないですか?
寺 松 何かを始める前には初めから利益を上げる事はまったく考えていません。
A 様 ますます分かりません。それならなぜ投資するのですか。
寺 松 失敗した後の処理の事を想定しながら投資をしますので、今のところはどの物件でも
長い期間開いていても活用できています。先々何らかの変化があっても考え方は変わ
らないと思います。
A 様 深いですね。今土地など不動産はかなりお持ちですよね。何かに活用される
予定でしょうけど先々の事は分からないから大変ですね。
寺 松 あまり気にはしていません(笑) 安全策を取っていますので。
A 様 経験された範囲で考えておられるみたいですね。漠然的に聞こえますがうまくいった
事はあるんですか。
寺 松 うまくいっています。今のところ行動した事は身になっています。
A 様 興味がありますね。私にも出来る事ですか。
寺 松 (笑)・・・ 自分で何を基準にするかを考えて、少しづつ用心深く造り上げていく
事が安全策です。
A 様 (笑)。難しそうですね。そんな事が出来るんですか?
寺 松 (笑)。出来ると言うより見きわめが大事だと思います。
A 様 うまくいったら大きいですね。
寺 松 大きく期待しては駄目だと思っています。小さくガッチリ型の方向に動いた方が
正解だと思います。
A 様 (笑)。話を聞かせて下さい。
寺 松 (笑)。その時が来れば分かりやすくお話だけは協力致します。
A 様 それでは本題に入りましょう。先日お話しした件はどのように進めていきましょうか。
寺 松 専務の案を取り入れる事から進めていきたいと思っていますので宜しくお願いします。